4月28日(土)、東京・国立代々木競技場第2体育館にて行われた
「ポイント&KO 第8回全日本少年少女空手道選手権大会」に
当道場よりソラ、ムツキ、スズカの3名が関西地区代表として出場しました
北海道・東北・関東・関西・中国・四国・九州・沖縄の
各ブロックから集まった代表選手368名
年々参加者も増えると共に、試合もハイレベルになってきています
試合前に嬉しい再開がありました
格闘技の関西祭りでお世話になったDr.Fこと二重作先生が
関西連合の応援にかけつけてくれました
選手たちは大いに喜び、パワーが湧いてきたと思います
先生、お忙しい中ありがとうございました!!
トップバッターは小学4年女子の部に出場のスズカ
初の大舞台の緊張から、朝はまともに食べられなかったそうですが
試合では彼女らしい力強さと、得意の右上段変則蹴りが冴え
見事決勝戦まで勝ち進み、相変わらずの勝負強さを見せました
決勝では、相手の圧力に若干押され気味だったのと後手に回る場面が多く見られ
判定で敗れてしまいましたが、初出場ながら堂々の全国準優勝は立派です
今後の課題は、回り込んでからの攻撃がワンテンポ遅れるので
その改善と左の蹴りも使いこなせるようになることですね
2番手は小学6年男子の部に出場のムツキ
初戦はガンガン前に出てくるラッシングタイプの選手に
得意の近間からの上段前蹴りでポイントを取って勝利
続く2回戦は一昨年の優勝選手
ムツキの攻撃が終わったところを距離を詰めて突きと膝蹴りを打ち込んできます
これで自分の間合いが取れずに下がる感じになってしまい
判定で敗れてしまいました
攻撃が単調のため、相手に読まれてガードや距離を詰められてしまうので
技を散らすことや緩急の変化をつけることが今後は必要だと思います
最後は中学女子重量級に出場のソラ
昨年このクラスで優勝し、2連覇を目指しての参戦です
初戦・2回戦と得意の上段横蹴りでポイントを取りましたが
準決勝ではパワフルに攻めてくる相手に自分の距離を取らせてもらえず
延長に入りスタミナの消耗も激しくなって蹴りの威力やキレも落ち
ここで無念の判定負け
そして、進行が押していたのか、この試合終了後に
すぐに3位決定戦となってしまい、心身を整えられないままに
試合に突入することになってしまいました
案の定、精彩を欠いた組手でしたが、何とか判定勝利を取り、3位入賞となりました
試合後は2連覇を逃したのと思うように動けなかった悔しさもあったのでしょう
涙を流していましたね
彼女の課題は体力アップと蹴りの変化を増やすこと、接近戦の強化ですね
これからはチャレンジャーの立場になります
今回の悔しさをバネに、もう一度頂点目指して精進してもらいたいと思います
今年の大会も各クラスで関西勢の活躍が目立っていました
※多くの入賞者が出た関西連合で記念写真
秋には再び来年に向けての関西地区予選が行われますが
全国に行くためには、まずここで勝ち残らなければなりません
試合も年々ハイレベルになり、厳しい道のりが予想されますが
何とか多くの子たちが全国の舞台を踏めるようにしてあげたいと思います
選手のみなさん、お疲れさまでした
引率の保護者のみなさん、大会主催のポイント&KO協会の先生方
そして関西連合の先生方にも心より感謝申し上げます
ありがとうございました!!
【入賞者】
小学4年女子の部 準優勝 スズカ
中学女子重量級 3位 ソラ
※協会理事、佐藤塾塾長、佐藤勝昭師範と記念写真